女性の役割

聖書に『男も女から生まれる。』とあります。

子を産むことができるのは女性の特権かもしれません。

『子を産む女は、その子の母としての役割を、子を産まない女は、全ての母の役割を与えられている。』

聖書に親しむ生活から、そう考えるようになりました。

母とは何か。。。と考えさせられます。

10代の少女の父親から聞いた話です。
何年か前の話です。


その少女は、ヤクザの子を妊娠し、中絶をしました。
親の財布からお金を盗み取り、ヤクザに渡していました。


10代の少女の母親の責任です。
その少女の母親は、愚か過ぎます。

娘に、我が子に、自分を大切にするこを教えなかったのでしょうか。


私は、娘を溺愛しています。
「子どもが、一番大切。」と言っていました。
そんな私を見て、お世話になっている年配の女性が、こう言いました。
「子どもが大切なら、自分を大切にしなさい。私は、自分が一番大切。」と。

『ひめみこ』さんのメールにあった言葉です。
『自分を犠牲にしようとなど思わないで下さい。どんなに身を粉にしても自分は生き残る。幸せになる。自分を犠牲にするということは、一見とても優しく見えて、実は身勝手な優しさなのです。』

母親が、娘に、我が子に、『自分を大切にする。』ことを教えなければ、誰が教えるのでしょうか。
『自分を大切にする。』ことを母親から教えられていれば、その10代の少女も、親の財布からお金を盗み取り、ヤクザに渡し、ヤクザの子を妊娠し、中絶をしたりしなかったでしょう。

『自分を大切にする。』ことを知っていれば、問題の本質を見る目を養うことができるのではと思います。

マザー・テレサは、子を産みませんでした。
全ての母としての生涯でした。
主に仕えることを喜びとされ、『自分を犠牲にする。』となど思われたことなど一度もないのでしょう。

私には、とてもできない生き方ですが、マザー・テレサの愛の中に、全ての女性が学ぶべきものがあるはずです。
女性の美しさ

先日同じ教会に通われている老婦人のご主人が亡くなりました。
亡くなられた方は、70代後半です。
戦争の被害に遭われています。
広島の原爆で、両親と兄弟が亡くなり、親戚をたらい回しとなる少年時代を過ごされていたそうです。
クリスチャンである女性と出会い、結婚し家庭を持つことができました。
「こんな生活もあるのか。」と言われたと聞きました。

亡くなられた方は、自分の不幸な少年時代の境遇に甘えるかのように、お酒におぼれました。
亡くなられる半年前に病院に入られましたが、それまで老婦人は献身的に世話をされていました。
老婦人の苦労は、大変なものでした。
亡くなられた方にとって老婦人は『お母ちゃん』でした。

老婦人の言葉です。
『主人は、自分の境遇に甘え、お酒に溺れ、職を転々としている。これでは、主人があまりにも可哀そうだから、神様が私を用いられたのだ。』

神様の元に、ご主人を送り出された老婦人は、とても綺麗でした。
70代後半の女性です。
顔は皺だらけです。
でも、とても綺麗でした。

女性の美しさは、見かけや若さではありません。
女性のとしての役割を果たしたとき、最も輝くのでしょう。

猥褻行為・セクハラの被害を訴える私に、「ええ年やろ。」と発言する社会保険労務士がいました。
社会保険労務士制度を40年前に作った人たちの一人です。
『社会権にまつわる仕事が社会保険労務士の存在根拠』という理念は、どこにいったのでしょう。

女性の美しさは、若さではありません。
逆に、多くの年月を経て得たものの方が美しいのです。

若いときより、年月を経た女性の方が、女性としての価値は高いのではないでしょうか。
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